首都マーレが位置する北マーレ環礁にはいくつも素晴らしいポイントがある。
長年、世界中のダイバーに愛され、多くのダイバーが潜り込んできたポイントだが、潮流に常に洗割るという条件のお陰か、現在も素晴らしいポイントのまま存在している。

特に、ナッシモティラ&HPリーフ、バナナリーフのこの3つのポイントは、各ポイント共に魚影も濃く、他の環礁に行かずとも、この首都マーレ付近のポイントだけでも十分に5日間(クルーズの催行期間)を楽しむことができるのではないか?と本気で思ってしまうほど素晴らしい(マーギリティラも含む)。

ナッシモティラの魅力は、やはり青いソフトコーラルの岩肌、アリ環礁にあるマーロスティラほど大規模ではないが、それでも不思議な青い壁を堪能することができる。

そして、HPリーフのキンギョハナダイの群れは、ポイント全体を洪水のように覆い尽くす。

バナナリーフは、潮あたりの良い先端では、イエローバックフュージュラーやタカサゴの仲間が群れ、また常に大きな規模のヨスジフエダイの群れが見られる。

どのポイントも1ダイブ丸ごと常にお魚たちの群れが傍にいてくれるので、賑やかな心持ちで海中散歩を楽しむことができる。

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