モルディビアンスターズが催行している通常ルートは、南北マーレとアリ環礁を巡るルートが一般的だが、南マーレ環礁の下にあるヴァーヴ環礁に足を延ばすことが多い。
目的は、アリマタハウスリーフで、シャークダイブを楽しむためだ。

以前は、ナイトダイブで餌付けされたナースシャークがたくさん群れていたが、今は、餌付しなくても、夕方近く潜ると、たくさんのナースシャークに出会える。

水深12mほどにまっすぐ直線に伸びる車道のような砂地がある。
そこで着底して待っていると、潮の下手からナースシャークがどんどんと現れ、砂地にちょこんと着底をする。
数は、20~30匹以上で、多くがペア、または数匹で寄り添うように砂地に並ぶ。丸い顔のせいかその姿態はとても可愛い。

確かに近くで見るとサメの大きさに少し圧倒されるが、別段、牙をむいてくるサメではないので、ちょっとした緊張感を持ちながらも、見慣れないサイズのサメたちを身近に楽しむことができる。

彼の前で、着底しながら、撮影したり、眺めたりしていると、中には、小さな口であくびする個体や、体を反転させて砂地に体を擦り付けるものいる。

イメージとはまた違ったサメの素顔にこれまた愛着がわいてしまう。

ヴァーヴ環礁には、このポイントの他に、サメやエイが見られるミヤルカンドゥというポイントもある、このポイントのチャネルの奥には、美しい白い砂地のエリアがあり、癒し効果が満点でもある。

×