南マーレ環礁の東側にあるポイントで、隠れた大人気ポイント。

オーナーガイドのカオリータが絶賛するポイントで、モルディビアンスターズは、コンスタントにこのポイントに潜り続けている。

チャネルの中に位置するこのティラと呼ばれる岩礁は、大きな隠れ根で、潮流によって大きく魅力が変わってくる。
潮の流れが環礁内に入り込むインゴーイングの場合は、外洋側でメジロザメやマダラトビエイの群れを見て楽しむことができる。

逆に潮の流れが、環礁内から外洋に流れ出るアウトゴーイングの場合は、潮あたりの良い根の先端(水深20m~30m)は、オレンジ色のソフトコーコーラルが見事に咲き乱れ、そこに万を持って数えるキンギョハナダイが舞う。
その姿は、モルディブの他のポイントで見る同じような景色よりも、より鮮やかで美しい。

根の先端付近では、ギンガメアジやクマザサハナムロなども群れ、魚影も濃い。
先端で楽しんだ後は、根の上に上がり、水深12mほどの水深で、コラーレバタフライフィッシュやムスジコショウダイ、ホウセキキントキの群れ、そして大きなアオウミガメなどに会える。

潮流の具合によって、潜るタイミングが難しいポイントでもあるが、モルディビアンスターズのクルーズ船に乗船したなら、是非、潜って欲しいポイントの一つである。

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