クルーズのファーストダイブで潜ることが多いポイント。
水深5mからなる緩やかな砂地の傾斜のポイントで、潮の流れも穏やか。
チェックダイブを兼ねて潜ることも多い。

エントリーして、水深を下げていく。水深10mから25mまで細長い根があり、根の深い部分では、スカシテンジクダイが群れ、根の中間では、ミノカサゴの編隊が小魚を狙っている。

し移動した隣の根がメインで、円形の大きな根には、ヨスジフエダイの群れが覆い、その下にはキンギョハナダイが群れ、クマノミたちが自由に泳いでいる。

ワイドの視点で十二分に楽しめるポイントで、周囲が砂地なので、明るい印象でもある。

砂地には、ドラキュラシュリンプゴビー、トールフィンゴビーなどモルディブならではの固有種もガイドさんが教えてくれる。

今回取材を行った8月は、傾斜の砂地でもモブラ(小型のマンタ)が、砂地の上に溜まったプランクトンを集団で泳ぎながら捕食していた。

この行動は、昨年の同じ時期にも見られたので、この時期の風物詩なのかもしれない。

×